調査研究リポート

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No.81043

東京都区部における土地利用変化の分析に関する調査研究

東京都区部における土地利用変化の分析に関する調査研究

発行年月1983年04月

価格(税込) 1,223円

判型B5

頁数88頁

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概要

 東京都区部における土地利用の変化を調査するため、メッシュ利用の土地利用調査を昭和44・45年度と52年度のポイント・サンプリング調査を用いて、建物と敷地の関係について分析したものである。第1部メッシュ利用による土地利用調査の概要では、ポイント・サンプリングによる土地利用調査の方法とそのデータの限界について述べた。第2部メッシュ利用による土地利用調査の分析では調査ポイントを選定し、現地調査によって土地の用途・建物構造・階数を判定、メッシュ集計計算した結果、東京都区部の土地の約7割は宅地であり、残りの土地の半分は道路であることが明らかになった。昭和44年と52年を比較すると、全建物の建物延床面積は51.7%の増加、木造建物についても6,000haの増加となった。また、net建ペイ率は9%増加し、とくに8?10km圏あるいはその外側で最も増加した。net容積率は31.3%の増加、平均階数は0.3階高くなった。