RESEARCH
No.6537
発行年月2006年04月
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当センターでは、住宅を主軸に据えた初のパネル調査となる「住生活に関するパネル調査」の実現にむけて、平成13年度より予備的な調査を推進してきた。「住生活に関するパネル調査」では、住宅購入行動だけでなく、住宅の増改築やリフォームといったメンテンナンス、住宅ローンの借り入れ・返済状況のような住生活により密着した側面に重点をおく。平成18年度調査では、前年度までの調査を踏まえて本調査実施のための最終的な準備作業を行った。
また、同時に「住宅需要実態調査」(国土交通省)の個票データおよび東日本不動産流通機構の集計データを利用し、住宅のリフォームの有無とリフォーム需要に対する住宅資産価格の不確実性の影響についての実証的分析を行い、クロスセクションデータを用いた分析の有効性と限界、パネルデータ分析にむけた展望について議論した。
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